家にある、カセットテープの音源をパソコンに取り込みたいと思ったので、サンワサプライの「400-MEDI002 カセットテープ変換プレーヤー」を購入した。いくつか種類があったが、値段の安さと、直接パソコンにデータが取り込めるのでこれにした。他の製品は値段にもよるが、USBメモリに録音する、パソコンとUSBメモリ両方に録音できるものもあるようだ。この製品は、90分までのノーマルテープにのみ対応している。(ハイポジ、メタルテープなどは非対応)
届いたので、開封してみると本体とケーブルとCD、説明書が付属していた。CDにはCassetteMateという録音ソフトが入っていた。ソフトはインストール時は英語だが、設定で日本語と中国語に変更することができる。
録音するときには、手動で分割(そのまま録音する)、指定した時間で分割、無音区間で分割(指定した秒数、無音状態になるとファイルを分割する。初期設定は2秒)の3つの設定ができるようになっている。ファイルには、ファイルの情報(アルバム名、タイトル名など)を入力した状態で録音できるようになっている。MP3プレイヤーやスマートフォンにファイルを入れるときに整理しやすくすることができそうだ。
早速、昔の語学のテープで試してみた。テープが20年前の製品のため経年劣化しているからだろうが、ノイズを結構拾ってしまう。そのまま録音する設定にしているから問題はないが、無音状態で区切る設定にしていると、ノイズを音声と認識してしまう場合があるかもしれない。(どこまでをノイズとするかの設定はソフト上で変更できる。)
語学のテープのためか、無音区間で分割だと、単語や文章を言った後に無音になることが多く、初期設定のままだと変なところできれてしまうことがあった。手動で分割の設定で一旦全部録音して、編集ソフトを使用して、ファイルを分割したほうがきれいにファイルを分割できるような気がする。もしくは、録音を聞きながら分割ボタンを押したほうが良いかもしれない。